[韓国雑誌]ELLE girl 2009年05月号~London Boy

From.ILWOO

イル君掲載の韓国雑誌、「ELLE girl 2009年05月号」です。
雑誌内容(日本語訳)も合わせてご紹介します。

(scan.ILWOOSTORY)


[STAR Interview]ロンドンでのチョン・イル~London Boy
ELLE girl|2009.04.28

ロンドンでのチョン・イルは少し違った。 思ったより言葉控えめで、明るく笑っている間も、視線は微妙に視野を抜け出し、他の世界に向かっていた。 そのたびに、火のついたタバコを持つ細長い指が素敵だったということ以外は、これといった手がかりを見つけられなかった。「何を考えていますか?」という問いに、彼が手渡したものは、自分の感情をきちんと書き記した、数枚の文章だった。
フィーチャーエディタ:キム・ミンギョン,文:チョン・イル

ロンドンでのチョン・イル


1.2.レッドピケTシャツとデニムパンツ、BEANPOLEMEN。スニーカー、スタイリスト所蔵品

3.パープルとスカイブルーがミックスされたピケTシャツ、オックスフォードライン、ベージュ・パンツ、全てBEANPOLEMEN。スニーカー、スタイリストの所蔵品。
4. 4カラーがミックスされたピケTシャツ、オックスフォードライン、BEANPOLEMEN。

4月2日、最後の撮影を終えた。 そして一週間。退屈するほど、寂しい時間が流れた。 撮影が終わりさえすれば、絶対にベッドから足も踏みださないという欲も守られなかった。 いつでも目は覚め、覆面を脱いだだけで、イルジメは依然として現実の中の自分を動かしていた。 そして4月9日、24部作で終わった『美賊イルジメ伝』の最終回。飛び出しそうな心臓のドキドキのようなものはなかった。 炎天下の日差しを浴びて、大事にしていたアイスクリームがとろけおちるように’す~っ’と、僕の中に何か抜けていく感じ。7ヵ月、胸に抱えていたにしては、意外と簡単明瞭。揺れ動く心理的な変化を期待したわけではないが、自分の整理されたまま流れていく感情の切除が、少し腑に落ちなかった。 感情があまりにも露骨で、思ったことを口の外へ取り出した瞬間、なんとなく意味が色あせていくようで。 大きなリュックサックを引っ張り出して、急いで荷作りをして発った。 旅行に出よう、時間に勝るものは何もないだろう。 旅行は僕にとって、一種の救急薬のようなものだから。


5. 6. 7.袖の数字がポイントのピンク・ピケTシャツ、オックスフォードライン。スカイブルー・パンツ、全てBEANPOLEMEN。
8.シャツとネクタイ、ネイビーベスト、ホワイト・パンツ、全て、BEANPOLEMEN。ブラウン皮がポイントのバッグ、BEANPOLEMEN。

9.シャツとネクタイ、グレー・フードジャンパー、ネイビー・パンツ、全てBEANPOLEMEN。ブラウン・ショルダーバッグ、BEANPOLEMEN。
10.オックスフォードシャツとネクタイ、デニムパンツ、全てBEANPOLEMEN。

ロンドンは三度目だ。 個人的に、日本の代官山やスイスのベルンのような、大手を振って歩いても誰も注目しない静かなところが好きだが、今みたいに、作品を終えた時は、混雑する人波に押され、夢中でさすらう方を選ぶ。 群衆の中に埋もれ押され、踏まれながら夢中でいてこそ、より簡単に、僕の体に付いたキャラクターを断ち切ることができるのではないかという思いで。 しかし、心からイルジメを早く解放したいのか、さもなければその反対の心理で、僕を責めているのか、正解はまだ見つからなかった。 そして、イルジメを手放したとして、天秤にかけるように、以前の自分と同じ重さと質量を維持することができるだろうか。 急ぐでもなく、そして過度になりすぎずに。 しかし、7ヵ月を捧げたイルジメから、僕は本当に抜け出すことができるのか。

今回の旅行で、僕が解決しなければならない宿題だ。 ドラマが終わって読み始めた『サウス·バウンド』。そして、アークティック・モンキーズと、Dynamic Duo 兄さんたちの音楽。おかげで12時間余りの飛行時間をよく耐えて、発つことができた。 さらに、奥田英朗の`警戒で弾ける文章が好きなのだが、今回の本も、一人でもぞもぞする笑いを我慢するのが大変だった。 荷物を受け取り、ゲートを抜け出た途端、ほどよく甘い青空が、ダイレクトに瞼に飛び込んできた。 ゲートの中と外の空気が衝突するように涼しく、同時に熱い風が首筋を抜けて、頭を揺らした。 ロンドンだ。 今からは最小限の匿名性だけで時間を過ごしてみなくちゃ。

11.ダンディースタイルのシャツとネクタイ、ダークグレー・ジャケット、ホワイト・パンツ、全てBEANPOLEMEN。眼鏡、チョン・イルの私物。
12・ストライプシャツとベージュ・チノパン、ブラウンの野球帽、ブラウン・ベルト、全てBEANPOLEMEN。

体を起こし、時計を見ると、まもなく6時。洗顔だけ簡単にして、トレーニング服姿でホテルを出た。 3週間のイースター休暇期間に入ったロンドンの朝は、底まで落ちるようなずっしり重い感じ、謹厳な雰囲気。ひっそりとして静かで、閑散としている。 旅行者の立場で、ソウルと同じパターンを維持するのが容易ではないが、今回だけは、自分に約束したことがあって、勤勉に振る舞うことにした。 ランニングシューズの紐を締めてテムズ川までジョギング。ウェストミンスター市とビッグベンを経る間に会った人は、犬の散歩をするおじさん。スピーカーを突き出んばかりの、大音量で音楽を聴きながら歩く黒人学生。二回も来たが、このように閑散としたロンドン市内を経験することになるとは。 やはり、旅行の醍醐味は、このような意外性から出発するのではないだろうか。 休まずロンドン・アイ(観覧車)まで走ったら、汗が出るほど全身が温まった。

そして川風に乗って鼻先から冷たい空気が上がってきた。 ロンドンへ発つ二日前に髪を切った。 一瞬、風に押されて耳の根元にあがってきた短髪にドキッとした。 イルジメのために初めて伸ばしたロングヘアスタイルは、まだ次回作が決まらず、10cm程のカットで満足。端正に整った。肩のラインを覆っていた髪が、よやく首筋を覆うだけになった。 ベンチで、最近はまっているクレイグ・デイヴィッドの’you don’t miss your water’ 一曲を聴いて、立ち上がった。 始めたついでに、テート・モダン(金現代美術館)まで駆けつけたいが、今日はここまで。

13. 14. 15.裏側と袖のプリントがポイントのホワイト・ピケTシャツ、オックスフォードライン。ピンク・パンツ、全てBEANPOLEMEN。


16.スカイブルー・シャツとイエロー・パンツ、全てBEANPOLEMEN。ボータイはスタイリスト所蔵品。
17. 18.ロゴがプリントされたホワイト・ラウンドTシャツとネイビー・ラウンドTシャツのレイヤリング(重ね着)、オックスフォードラインのデニムパンツ、全てBEANPOLEMEN。

コヴェント・ガーデンの前で、中学時代親しかった友達のジュファンに会った。 約1年ぶりだ。 ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションで、フットウェアデザインを勉強しているジュファンは、ロンドンに来るたびに、スケジュールが合わず、こうして会うのは今回が初めてだ。 実際、今回の旅行スケジュールを組んで、僕が楽しみにしていた理由の一つでもある。 幸い、ジュファンもイースター休暇期間だから、次の旅行地のベルリンにも同行することになった。 友達と旅行するのも初めてだが、幼い頃から何でもよく通じていた友達と共にするというだけでも、期待感が急騰する。 あ、ジュファンは中学時代のニックネームはオレンジ。(注:ジュファン(주황)は韓国語でだいだい色) ㅋㅋ。僕のニックネームは’イルグ(일구)’。友達同士で名前の後ろの文字に’ク(구)’の字をつけて遊んだ思い出が、今更のようだ。

今ではかなりロンドナー(ロンドンっ子)の気質が感じられる彼をつれて、ブリティッシュ・ミュージアムに向かって歩いた。 来るたびに、ここに立ち寄っている理由は、展示規模やクオリティも気に入っているが、1階入口の右側に設けられたカフェテリア。白いバーが長く伸びたテーブルに座り、アメリカンコーヒーを一杯飲むと、ロンドンの混雑さとは少し離れて、ゆったりとした気分になる。 さらに、今日みたいに天気がいい日は、天井からどっと降り注ぐ光が作り出す陰影の枠組みが空間の美学を感じさせて、ジュファンが2階の展示を見にいく間に、本を半分も読んでしまった。 湧き上がる感性がゆったりと癒される瞬間だ。

赤い二階建てバスに乗って、ブリック・レーンに足を移した。 あちこちに貼られた貼り紙と、電線にかたまって宙ぶらりんになったスニーカーの束。ロンドンに二回も来たが、このようなビンテージな姿は初めてだ。 ますますロンドンが気に入った。 ジャンパーのポケットに突っ込んだ手を取り出して、イヤホンを巻き入れた。 目と耳を開けておかなければ、今こうして歩く意味がないようで。 甘辛い日差しと鼻を突き抜ける爽やかな風が、心の奥深くに沈んでいた時間を取り出す瞬間だ。 そして路地の片隅に立って、こんな約束をした。 これまでイルジメに閉じていた時間を、少しずつ解かなきゃ。 そして、溢れることも、不足することもない欲から、再び一歩踏み出さなきゃ。♥

イル君のロンドン旅行記でした^^
イル君、以前は作品を撮り終える度、キャラクターをリセットするために、

旅に出ていたんです^^
ロンドンでは、中学時代からの友人に会って、リフレッシュできたようですね♪

コメント:Leave a reply

  1. uyu より:

    線が細いですね〜W(`0`)W

    • Chika より:

      uyuさん★まだ体を鍛える前ですから、ガリガリですよね!
      今も細いですが、筋肉が付くと違いますね^^

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