[記事]アデュー!ハイキック 1-10~『思いっきりハイキック!』出演者リレーインタビュー

思いっきりハイキック!

明日、放送終了を迎えるMBCシットコム『思いっきりハイキック!』出演者リレーインタビュー記事です。
全10ページありますので、お時間のある時にご確認ください。
尚、イル君の放送終了所感は、6パージ目です。 [アデュー!ハイキック1]’ハイキック’で見た家族像
STAR NEWS|2007.07.12 13:19

‘AVスンジェ’イ・スンジェ、’怪物ジュナ’チョン・ジュナ、’飼育ヘミ’パク・ヘミ… 。13日放映終了を控えたMBCシットコム『思いっきりハイキック!』(演出キム・ビョンウク)のファンなら、きっとこのような4文字ニックネームを見慣れているはずだ。これは厳格な家長をAV動画や隠れ見る軽薄な祖父に、二人の息子がいる40代の家長をお酒を飲むと急変する’怪物’に、その妻は怪物を操る’飼育係’に急変させた証拠である。彼らは奇抜で新鮮な新しい家族関係を自ずと表現している。有毒変化する家族間の権力関係に敏感だった’キム・ビョンウク印シチュエーションコメディ’の特徴が、’ハイキック’で余すところなく露わになったというわけだ。

●家長の権威も経済力による

『順風産婦人科』『並たいていのことでは彼らは防げない』など、キム・ビョンウクPDの前作のように『ハイキック』にも権威的な家長を中心に、3世代が集まって住む大家族が登場する。ありふれた形だが家族間の力関係を捉えるのにこれほどの構成がない。前ドラマと比較して最も目立つのは、まさに嫁パク・ヘミの地位だ。パク・ヘミは、従来のホームコメディの嫁とは異なり、強く自信に満ちあふれる妻であり、嫁、母として活動できるのは、彼女のキャラクターのせいだけではない。

変わった権力関係の中で最も大きく作用するのは、まさに経済力。パク・ヘミは義父と一緒に漢方病院を導く能力のある医師だ。おかげで、実際に妻に息子に権威的で、怒鳴りつける父イ・スンジェも嫁にだけは嫌やがらせができない。夫婦関係もパク・ヘミは無能な夫イ・ジュナ(チョン・ジュナ扮)より優位を占めている。無色のジュナは、父からもモップでお尻を刺され、ご飯食べると打撃を受けながら、波状的な攻撃に耐えなければならない。

●姑vs嫁の関係逆転

そのため、姑と嫁の関係もドラマチックな変化を経た。『ハイキック』の姑ナ・ムニと嫁パク・ヘミの関係は、”いじめとは何ぞや、嫁の顔色を伺いつつ生活する”という、近頃の姑の愚痴を代弁するようだ。甲斐性なしの息子を持ったせいでナ・ムニはびしっとものを言う嫁に、嫌み一つ言えず気をもむ。偶然、嫁が怒られている様子を携帯電話で撮影し、長々といい気味だと思うことがナ・ムニの楽しみ。そんな姑の姿はコミカルでもあるが、変化する姑像の苦々しを味わうこともある。

●兄嫁と義弟の新しい緊張関係

パク・ヘミの際立つ地位が、経済力のためであることは、義弟イ・ミニョン(チェ・ミニョン扮)との関係で迂回的に表れている。(社会的に)認められている高等学校の教師であるミニョンは、能力なくひ弱な兄とは180度違う姿で、パク・ヘミと事あるごとに衝突する。カリスマヘミと気難しいミニョンが会う時は、兄の妻だと、夫の弟だと見ることはない。永遠のライバルである嫁と小姑の緊張関係を捻じ曲げて、兄嫁と義弟の対立として解いた点も面白い部分だ。

●友人のように過ごす離婚夫婦

ミニョンが、子供まで置いて離婚した元妻シンジとの間に見える関係も興味深い。離婚した後、友人のように過ごすカップルがドラマの中心に来るのは、SBS『恋愛時代』が先だ。『恋愛時代』は愛しながらも離婚したし、その後も心をどうすることができない二人の微妙な関係をメロドラマの形式で描き出したとしたら、『ハイキック』は、コミカルで含みあるシットコムの特技を生かした。時々まだ残る切ない心が表現され、終盤に至ってより強化されたが、離婚により急増するクールなシングル家族は、’ハイキック’のおかげで、より親しみを感じる姿になった。

放映終了を控え、イ・スンジェが現業から引退した。家族内でのパク・ヘミの地位は、おそらくさらに強化されるだろう。そんな彼女が決して憎く見えないのは、合理的で堂々とした彼女のキャラクターによるところが大きい。能力のある女性を性格の悪いきつい女性として描く、他のドラマとも区分される設定である。能力のある嫁が実質的な家長になるなど、現代の家族関係の変化像をどんなドラマより絶妙で簡明に描いたわけだ。時代との緊密な呼吸、それは8ヶ月を過ごした’ハイキック’の最大の人気の要因の一つである。

イ・スンジェさんの放映終了所感へ続く→

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